ギリシャ訪問中の胡錦涛国家主席は25日アテネで、ギリシャの全ギリシャ社会主義運動のパパンドレウ党首、ギリシャ共産党のパパリガ党首とそれぞれ会談しました。
パパンドレウ党首との会談で、胡主席は「中国共産党と全ギリシャ社会主義運動との関係は、両国関係の重要な一部分であり、両党は密接に交流し、また、パパンドレウ党首が議長を務める社会主義インターと戦略的対話を深めたい」と話しました。これに対して、パパンドレウ党首は「北京五輪の成功により、両国の友好協力関係が一層促された。社会主義インターは国際事務における中国の役割と影響を重視し、持続可能な発展の実現や当面の国際金融危機において中国の支持を得たい」と語りました。
一方、ギリシャ共産党のパパリガ党首との会談で、胡主席は「中国共産党は、独立自主、完全平等、相互尊重、相互の内政不干渉の原則を踏まえて、両党関係を深化させたい」と述べたのに対し、パパリガ党首は「ギリシア共産党は中国共産党との良好な協力関係を大変重視し、今後もさらに発展させていきたい」と述べました。(閣、大澤)
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