胡錦涛国家主席は21日ペルーの首都リマでアメリカのブッシュ大統領と会談しました。双方は、中米関係や国際金融危機、世界経済の発展の促進、世界平和の維持などの国際・地域問題について意見を交わしました。
会談の中で胡錦涛国家主席は、「両国の努力のもとで、中米関係はこれまでの7年、大きな進展を遂げてきた。その発展の歴史を振り返ると、戦略的・長期的角度から、建設的協力パートナー関係のもとで相互信頼と協力を強化し、意見の食い違いや敏感な問題に適切に対応することが重要だということがわかる。特に、台湾問題は中国の根本的な利益にかかわり、終始してもっとも敏感な問題だ。『一つの中国』という原則は絶対に変わらない」と述べました。
これを受けてブッシュ大統領は、「今後、引き続き両国関係の発展のため積極的に努力する」と強調しました。(翻訳:任春生)
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