中国は、強風・黄砂の被害が大きく、土壌の流失が深刻な西北・華北・東北の3地域の生態系環境を保護するために、1977年から30年かけて大規模な造林プロジェクト「『三北』防護林プロジェクト」が進められています。このプロジェクトによって、これまでに総面積2446万ヘクタールに上る森林が作られ、この地域の森林被覆率は1977年の約5%から現在の10%以上に達しました。
この「『三北』防護林プロジェクト」実施30年を記念するイベントが19日北京で行われ、国家林業局の賈治邦局長は「このプロジェクトを30年実施した結果、砂漠化していた土地およそ30万平方キロが整備された」と紹介しました。(翻訳:鵬 チェック:安藤)
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