中国東北部の遼寧省政府が14日に発表したところによりますと、遼寧省はこのほど、阜新や彰武など10の県と市にある20万ヘクタールに及ぶ草原の砂漠化防止に3億元を投入することを決めたということです。
今後3年間、遼寧省は砂漠化した20万ヘクタールに対する緑化率を70%以上に引き上げることで、環境を改善し、経済社会の持続可能な発展を強化するための砂漠化防止プロジェクトを実施します。
ここ数年、投資不足や遅れた管理、草原を開墾して農作物を栽培することなどによって、遼寧省の70%以上の自然草原が砂漠化したりしています。特に、遼寧省の西北部にある長さが600キロ幅が70キロの地帯の生態環境は砂塵の影響を受けて悪化しています。(翻訳:katsu チェック:安藤)
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