中国の胡錦涛国家主席は15日、アメリカの首都ワシントンで、ロシアのメドベージェフ大統領と会談しました。
胡錦涛主席は中ロ戦略的パートナーシップを高く評価し、「現在、中ロ関係の発展は良好で、新たな進展を遂げ、両国の政治的相互信頼関係は持続的に強化されている。双方は相手側の中心的な利益に関わる問題で引き続き相互に支持している。戦略的対話と協力を絶えず深め、実務的協力における成果は著しい」と述べました。
また、胡錦涛主席は、「来年は中ロ国交樹立60周年にあたり、中国で『ロシア語年』を行う。両国はこの契機を活かし、双方が達した協定と共通認識を全面的に実行し、実務的な協力を推進し、国際問題や地域問題での協調と協力を強化すべきだ」と述べました。
メドベージェフ大統領は今年ロ中関係の発展を高く評価し、「ロシアは中国とともに、関連する問題について話し合いを強化し、世界経済のバランスのとれた発展を推進するために、積極的な努力をしていきたい」と語りました。(翻訳:玉華)
|