現地時間の14日、主要20カ国金融サミットに参加している各国の指導者、国際機関のトップらは、ブッシュ大統領がホワイトハウスで催した歓迎晩餐会に出席しました。
ブッシュ大統領は夕食会で挨拶し、「各国はすでに連携して金融危機への対応措置を講じており、危機の拡大は効果的に抑えられてはいるが、対応すべき難題はまだ山積している」と指摘しました。さらに、「今回のサミットは国際社会が当面の金融危機への対応で収めた効果を評価するとともに、金融危機が発生した原因を検討し、世界経済の発展を促す措置をめぐって話し合うことにしている。また、金融監督システムの改革をいかに行うかについて合意を目指し、こうした原則を踏まえた上で行動計画などを制定する」との考えを明らかにしました。
今回のサミットには、19カ国とEU・欧州連合の首脳のほか、国連事務総長、世界銀行や国際通貨基金、金融安定化フォーラムなど国際機関のトップも出席しています。(朱丹陽 横山)
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