アメリカで診察を受けていた劉翔選手が6日午後、帰国しました。北京空港で乗り換えた際、劉翔選手は姿を現しませんでしたが、代わりに二人のコーチが記者の取材に答えました。
今回のアメリカでの診察について、国家陸上チームの馮樹勇監督は「診察の結果、劉翔選手の足は治ることがわかった。専門家の意見としては、手術を受けたほうがよいということだ」と述べました。
また、劉翔選手を指導する孫海平コーチは「自分の病状を把握できたので、劉翔選手は精神的な安定を取り戻している。手術を受けることにも抵抗がなくなったようだ」と話しました。
劉翔選手の治療法についてはまだ具体的に決まっていませんが、両コーチは一週間以内に決めたいとしています。しかし、手術を受けることになれば、アメリカで長期滞在しなければならなくなりそうです。(翻訳:東 チェック:大沢)
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