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第15回アジア太平洋経済協力会議(APEC)財務相会議が5日から、ペルー西北部のトルヒーヨで行われ、21ヶ国・地域の財務相クラスの高官や国際金融機構の代表らが、世界規模で広がっている金融危機の対応策を討議しています。
ペルーのルイス・バルディビエソ経済・財政相は開幕式で、「世界中が金融危機に陥っている中、今回の会議が開かれた。参加者は実施可能な対応策を見出し、まとめた結果を今月末に開かれるAPEC第16回非公式首脳会合に提出する」と紹介しました。
また、APEC組織委員会が発表した報告書にも、「参加者が食糧価格と商品価格の高騰、資本市場の改革と公的支出などの議題をめぐって話し合った後、共同声明を発表する」と具体的な内容が紹介されています。(翻訳:KH)
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