二日間にわたって開かれたAPEC第十五回非公式指導者会議が9日、オーストラリアのシドニーで閉幕しました。
会議は『APECの大家庭建設を強め、持続可能な未来を共に築き上げよう』と題する宣言を採択しました。この宣言は、「今回会議で採択された『シドニー宣言』は気候変動やエネルギー安全とクリーン開発などの問題に積極的に対応するAPEC加盟メンバーの姿勢を示している。また、WTOのドーハ交渉について発表された声明は交渉のいち早い終結を実現するとの加盟メンバーの決意を表明している」としています。
地域経済の一体化に関しては、この宣言は、「APEC加盟メンバーは貿易と投資での障壁を少なくし、経済的効率を高め、ビジネス環境を改善するなどの面で尽力することで合意に達した」としています。
このほか、この宣言は人類の安全の強化、APEC機構の強化などの議題についての立場を表明しています。(翻訳:周莉)
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