中国国民党の呉伯雄主席は5日夜、台北で海峡両岸関係協会の陳雲林会長をはじめとする代表団を歓迎するパーティーを開催しました。
呉伯雄主席は挨拶の中で「陳雲林会長と江丙坤理事長の会談は非常に成功したものだった。これは、両岸関係の平和発展や両岸同胞の幸福にとって重要な意義を持っている」と述べた上で、「われわれはさらによい環境を作り、両協会の協商が円満で速やかに、かつ具体的に行われていくよう努めていく」と語りました。
また、陳雲林会長は、中国共産党中央の胡錦涛総書記から呉伯雄主席へのメッセージを伝えた後、「両協会が4日に調印した、民生や多くの商工業者に関わる4項目の協議は、両岸関係がさらに重要な一歩を踏み出したことを示している」と述べました。
また、陳雲林会長は「両協会の今後の道のりはまだまだ長い。しかし、どんな困難に遭っても、両岸同胞にとって有益であるならば、われわれはそれを実行していく」と強調しました。(翻訳:katsu)
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