国務院台湾事務弁公室の李維一報道官は27日北京で「ここ数年、海峡両岸の交流と協力は成果を上げたが、これは、両岸の同胞が、これまでの両岸関係を踏まえ、台湾独立勢力による妨害を乗り越え、共に努力した結果である」と述べました。
このほど、台湾のマスコミは「陳水扁氏の台湾当局の指導者就任からこの6年、海峡両岸関係は政治的には大きな食い違いを抱えているものの、両岸関係の発展は、この数十年間では最もよい時期に入った」と報道しています。
これについて、李維一報道官は、この6年、陳水扁氏は台湾独立という分裂の立場を堅持し、両岸の間の対抗状態を絶えず引き起こし、両岸の交流にハードルを設けたことは、両岸関係の発展に大きな妨げとなったと指摘した上で、「海峡両岸の交流と協力を緊密にし、両岸関係の安定した発展を促し、互恵と共栄を実現させることは、両岸同胞の共通の願いと行動であり、いかなる者もこれを阻止することはできない」と強調しました。(12/27)
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