広西チワン族自治区共産党委員会の郭声コン書記は28日、南寧市で、「2007年、自治区内の住民一人当たりの可処分所得は1万2200元で、改革開放を実施した1978年の42倍となった」と述べました。
ここ数年、同自治区はASEAN・東南アジア諸国連合の国々と盛んに交流しており、鉱山資源や農業資源などが豊かであるという利点を生かして、大きく経済発展しています。現在では、農村部の貧困人口が20年前の1500万人あまりから65万人にまで減少しています。また、 家計の支出に占める飲食費の割合を示す、いわゆる「エンゲル係数」も大幅に下落し、住民たちの消費構造は「衣食」だけでなく、さまざまな形に変化しています。
広西チワン族自治区は中国の西南部に位置しており、人口は5002万人で、チワン族のほか、漢族、トン族、ミャオ族など12の民族が暮らしています。(朱丹陽)
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