最高裁判所に相当する最高法院の王勝俊院長は26日、「今後、軽微な犯罪や未成年者の犯罪に対しては、法律に基づいて、非拘禁刑を充分適用することで、犯罪者の社会への復帰を促していく」と述べました。

　26日、全国人民代表大会常務委員会に刑事裁判について報告した際明らかにしたものです。

　この中で、王勝俊院長は「各クラスの人民法院は基下部組織層での仕事を強化して、刑事司法での正義と幅広い国民の利益を確保しなければならない。また、刑罰制度を整備し、コミュニティーによる更正制度を確立して、犯罪者が更正できるようにする必要がある」と述べました

　長年にわたって、非拘禁刑は中国では充分に適応されてきませんでしたが、ここ数年来、政府は労働教育再生制度の改革に力を入れています。

　（翻訳：ｈｕａｎｇｊｉｎｇ）