世界銀行のチーフエコノミスト・林毅夫氏はこのほど北京で、国際金融危機をめぐって講演しました。この中で、「中国の経済情勢は、慎重に扱わなければならないが、楽観視できるものだ」と述べました。
林毅夫氏は「中国は、外貨準備高が十分であり、資本への規制を実施しており、財政収入も比較的高いといった、国際金融危機に対応できる能力が備わっている」と強調した上で、「中国は、安定的な経済成長を維持できることは、世界経済にとっても大きな貢献になる」と語りました。(翻訳:コオリ・ミン)