中国の胡錦涛国家主席は21日夜、アメリカのブッシュ大統領と電話会談を行いました。双方は国際金融サミットの開催や国際協力の強化、国際金融危機への対応について意見を交換しました。
ブッシュ大統領は、「国際社会と共に努力し、当面の金融危機に対応する措置を検討し、世界の経済安定を維持していくつもりだ」と述べました。
一方、胡錦涛国家主席は、「中国はアメリカ政府が国内金融市場の安定を保つために払った努力に注目している。関連措置ができるだけ早く効果を上げ、危機が実体経済に広がることを阻止するよう希望する。これは世界経済金融市場の安定にプラスとなる。中国政府は危機に対応するため、一連の重大な措置を講じ、金融市場と資本市場の安定を維持し、経済の安定的かつ急速な発展を保っていく。また、中国国民ならびに各国人民に責任を持ちながら、国際社会と協力し、世界経済、金融市場の安定を維持していく」と述べました。(翻訳:トウエンカ)
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