中国の温家宝首相は、ロシアのプーチン首相やカザフスタンのマシモフ首相の招きに応じて、27日から31日にかけてロシアとカザフスタンを公式訪問します。その際、中ロ首相第13回定期会談を行い、カザフスタンのアスタナで開かれる上海協力機構加盟国第7回首相会議に出席します。
外務省の秦剛報道官は21日、「訪問期間中、温家宝首相はロシアやカザフスタンの指導者と、両国の関係を推進し、各分野における互恵協力関係の拡大や共に関心を寄せる国際問題、地域問題について幅広く意見を交換し、上海協力機構の加盟国政府の首脳とドゥシャンべ宣言の実施や経済、文化、社会などの分野における協力の強化について討議するほか、一連の重要な文書に調印することになります。
中ロ首相定期会談は1996年にスタートしたもので、双方が調印した協定に基づいて、両国の政府首脳は毎年会談を行い、両国関係の発展や共に関心がある国際問題、地域問題について意見を交換します。(翻訳:トウエンカ)
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