シリアのアサド大統領は12日、首都ダマスカスで、パレスチナ暫定自治政府のアッバス議長と会談しました。
この席で、アサド大統領は、「民族団結の回復は、パレスチナの人々が合法的な権利を獲得する唯一の道であり、イスラエルとの和平交渉の際、立場の強化にも有利である」とのシリアの立場を示したで、「エルサレムを首都とするパレスチナ独立国家の設立まで、シリアは全力を挙げていく」と強調しました。
これに対してアッバス議長は、シリアがパレスチナの民族和解の実現のために果たした役割を称え、「シリアは中東地区の和平プロセスにとって大事な存在だ」と述べた上で、最近の交渉について説明しました。(朱丹陽)
|