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中国外務省の秦剛報道官は7日、北京で行われた定例記者会見で、「中国は、朝鮮半島の核問題をめぐる6ヵ国協議の各国と密接な意思疎通や協調関係を保ち、行動の第二段階が一日も早く実施できるよう努めていく」と述べました。
武大偉外務次官は今月4日、北京で、アメリカのヒル国務次官補と会談し、このほどの朝鮮訪問に関する状況説明を受けました。これについて、秦剛報道官は、「朝鮮訪問期間中、ヒル国務次官補は、朝鮮側と長時間かつ実質的な会談を行った。中国は、アメリカと朝鮮が接触を保つことを支持し、ヒル国務次官補の朝鮮訪問は有意義なものとなったと見ている」と強調しました。
さらに、秦剛報道官は、「関係各国の努力のもとで、6ヵ国協議のプロセスは大きな進展を遂げた一方、重要な局面にも突入している。協議を絶えず推進し、朝鮮半島の非核化を実現させ、北東アジア地区の平和と安定を維持することは、各国の共同利益と合致している」としました。(朱丹陽)
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