アメリカのブッシュ大統領は26日、アメリカの金融危機について、イギリスのブラウン首相やフランスのサルコジ大統領と意見交換を行いました。
ブッシュ大統領は26日ホワイトハウスでイギリスのブラウン首相と会談を行いました。その後の記者会見では、「アメリカ議会が大規模な金融支援計画を採択すると確信している」との考えを示しました。
ブラウン首相は「イギリス政府はブッシュ大統領が提案した7000億ドルの大規模な金融支援計画を支持する。当面の金融危機を抜け出すことができれば、どんな措置を取っても大丈夫だろう」と述べました。
ブッシュ大統領はこれに先立ち、フランスのサルコジ大統領と電話会談しました。その中で、ブッシュ大統領はまずアメリカ政府と議会が協議している金融支援計画の最新の進捗情況を報告し、「アメリカ国内の金融危機を解決する自信がある」と語りました。
これに対して、サルコジ大統領はフランスがアメリカ政府が金融危機を乗り越えることを支持する立場を改めて示した後、アメリカ議会がこの金融支援計画を採択した後、全世界の金融体制を改善するための国際会議を開くことに合意しました。
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