中国の温家宝首相は26日、国連への訪問を終え、北京に戻りました。これを受けて、中国の楊潔チ外相は、「今回の訪問は、中国の改革開放や平和発展、共同進歩という理念を示した」と考えを述べました。
楊潔チ外相は、「温家宝首相の今回の一連の訪問活動は、中国が平和発展、改革開放、独立自主の平和的な外交政策を歩もうとしている決意を示すものだった。また、中国が共同発展の促進に尽力しようとしている、その誠意を表した。さらに、アメリカの金融危機による不利な影響に対応できるという自信と、食品安全の面での責任感を見せた。中国が中米関係の発展を重視しているという原則的な立場を表明するものだった」と述べました。
温家宝首相は23日から25日まで、ニューヨークの国連本部で開かれたミレニアム開発目標ハイレベル会合と第63回国連総会の一般討論に参加しました。(翻訳:洋)
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