中国の陳徳銘商務相は25日北京で、マンデルソンEU通商担当委員と共に第23回中国・EU経済貿易懇談会を主催しました。双方は知的財産権保護、エネルギー、貿易などの領域で合意しました。
中国とEUは、「中国・EU税関知的財産権保護協力計画」の論議を進めることで一致しました。双方は、08年度に総額7380万ユーロの予算を政策対話、環境、エネルギー、気候変動、人的資源の開発などの協力領域に当てる予定です。また、双方は紡績産業での対話を通じて、貿易の安定した発展を実現させることで合意しました。さらに、クリーン経済を発展させ、双方の協力を強めることを確認し合いました。
陳徳銘商務相は、「中国が経済面の基礎を固め、安定した発展を保つのは良いことだ。EUとの協力を強化することは、世界経済の安定に重要な役割を果たす」と述べました。
これに対し、マンデルソンEU通商担当委員は、「現在世界経済は困難な局面にさしかかっている。双方は経済依存関係を重視し、協力して今の局面に挑むべきだ」と語りました。(翻訳:黄恂恂)
|