中国国家中国語国際推進指導グループ及び孔子学院本部は22日、オーストラリアのビクトリア州の教育部と、来年メルボルンに中国語教師養成センターを設置する協定を結びました。世界各国で中国語学習への需要が日増しに高まる中で、中国は各国で中国語教師の養成を支援していきます。
現在、オーストラリアのビクトリア州には、小中学校や地域社会で27000人が中国語を学習しています。ビクトリア州が中国と教師養成センターの設置協定を結んだことについて、地元の教育当局は、「自国で教師を養成することは、中国語の理解に有利な上、中国文化を地元で学ぶ上でもプラスになる」と見ています。
中国は2004年から、中国語を教え中華民族の文化を伝える「孔子学院」を、海外に設置しています。その数は今年1月までに、64カ国と地域で210校になっています。このほか、60カ国余りが設置を申請中です。(翻訳 朱丹陽)
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