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国際原油価格が16日再び大幅に下落し、ニューヨークでは、一応1バレル90ドルに下がり、ロンドンの原油先物価格と終値は90ドルを下回りました。
この日、ニューヨーク商品取引所の10月渡し原油価格は4.56ドル下がり、1バレル91.15ドルとなりました。ロンドン国際石油取引所の11月渡し北海ブレント原油の先物価格は5.02ドル下がり、1バレル89.22ドルとなりました。注目されるのは、ニューヨーク市場では、最低価格が一時1バレル90.51ドル、ロンドンでは、一時1バレル88.90ドルまで下落し、いずれも2月8日以来の最低となりました。
16日、世界一の保険会社「AIG(アメリカン・インターナションナル・グループ)」は難関を乗り越えるため、資金確保に全力を上げています。これを前に、アメリカ第4位の証券会社リーマン・ブラザーズは倒産を発表し、第3位の証券会社メリルリンチ社はバンク・オブ・アメリカによって買収されました。悪化するアメリカの金融危機を投資家が憂慮しているため、この日の原油価格は大幅に下落しました。
さらに、FRB・米連邦準備制度理事会がこの日、政策金利を変えないとを発表したことも、原油価格の下落の原因の一つになりました。(翻訳:董)
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