タイは14日、バンコクに対し2日から実施していた非常事態宣言を解除しました。
この日午前、ソムチャイ首相代行兼教育相や陸軍司令官であるバンコク非常事態宣言実施委員会のアヌポン委員長および警察当局の責任者などがバンコク武装部隊司令部で、バンコクへの緊急事態宣言の解除について話し合いました。ソムチャイ首相代行は会議後の記者会見で、「現在、政治的な情勢が回復しつつあり、治安状況も悪化していない。また、非常事態宣言を実施し続けた場合、経済に打撃が出るため、本日を持ってバンコクへの非常事態宣言を解除する」と述べました。
また、ソムチャイ首相代行は、今回の会議でアヌポン陸軍司令官が「社会治安維持センター」の主任に任命され、バンコクとその周辺地域の治安維持活動を担当することになったと明らかにしました。
(翻訳:洋)
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