ASEAN・メコン川流域開発協力(AMBDC)の第10回閣僚級会議が29日、シンガポールで開かれ、参加者らは、ASEAN・メコン川流域開発協力の進展状況について討議しました。
会議後に発表された合同声明の中で参加者らは、「ASEAN・メコン川流域開発協力は進展を遂げた。今年8月まで、協力枠組み内の45のプロジェクトがそれぞれ実施されている。ASEAN・メコン川流域開発協力は、ASEAN各加盟国の発展の格差を縮めることに有利であり、特に、カンボジア、ラオス、ミャンマーおよびベトナムの経済発展につながっている。このため、この協力プロジェクトをASEAN経済共同体の構築とともに進めるべきだ」という認識で一致しました。
参加者らはまた、「各関係国の努力により、シンガポールー昆明鉄道建設プロジェクトは進展を遂げた」としています。また会議では、このプロジェクトを順調に進めるため、2009年に関連の会議と展覧会を開き、宣伝活動やビジネス誘致などを行うことが決められました。
(翻訳:洋)
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