上海協力機構サミットに参加するためにタジキスタンを訪問中の胡錦涛国家主席は27日、ロシアのメドヴェージェフ大統領と会談しました。
その際、胡錦涛国家主席は、「現在、中国とロシアの戦略的協力パートナー関係は良好に発展し、両国はエネルギー交渉体制について数回にわたって突っ込んだ意見交換を行った。また、両国の安全保障交渉体制の運営及び第3ラウンドの交渉議題や形式などについても議論した。このエネルギーと安全保障の二つの交渉体制及び両国間のそのほかの体制の順調な運営によって、両国の政治的相互信頼が増し、戦略的協力も強化され、両国の戦略的協力パートナー関係のレベルアップに大きな役割を果たした」と述べました。
これに対して、メドヴェージェフ大統領は「中国との実務的な協力はロシアが行う対外協力の重点である」として、「中国との善隣友好協力条約の新しい要綱に一日も早く調印して、各分野での協力を深めていくことを望んでいる」と語りました。
また、双方は上海協力機構加盟国の協力、及び南オセチアとアブハジアの情勢についても意見を交換しました。(翻訳:東)
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