中国国務院の戴秉国委員は17日北京で、北京五輪観戦のため北京を訪れた日本の高村正彦外相と会談しました。
戴秉国委員は、まず日本政府と各界が全力を上げて北京五輪を支持したことに感謝の意を示した上で、日本選手が好成績を収めていることに祝賀の意を表しました。そして次のように述べました。「中日双方は、胡錦涛国家主席が今年5月に日本訪問中、日本の指導者と達成した合意を実現するため、ともに努力していく必要がある。また、両国のハイレベルでの交流を継続させ、省エネや環境保護などの分野で協力を強めていく。さらに、課題となっている事柄や食い違いについて適切に対応し、国民間の感情を引き続き改善することに努めるなど、これらを通じて両国の戦略的互恵関係を絶えず推し進めていくべきだ」と述べました。
これに対して、高村正彦外相は、この目標に中国とともに努力していきたいという日本政府の姿勢を明らかにしました。(翻訳 朱丹陽)
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