IOC・国際五輪委員会は15日、「北京五輪のドーピング検査で、また陽性反応が2例検出された。朝鮮の男子射撃選手キム・ジョンス選手とベトナムの女子体操選手ド・ティガン選手である」と発表しました。
これについてIOCのデービス報道官は、「2人の大会参加資格を剥奪し、五輪から追放した」と述べました。
さらにデービス報道官は、「キム・ジョンス選手は、9日に行われた男子10mエアピストルで銅メダルを、12日に行われた50mエアピストルで銀メダルを獲得している。国際射撃連盟の規定によって、銅メダルは米のターナー選手に、銀メダルは中国の譚宗亮選手に繰り上げ授与した。また、譚選手の銅メダルはロシアのイサコフ選手に授与した」と語りました。
デービス報道官は、ベトナムの女子体操選手ド・ティガン選手は10日に行われた予選で59位にランクインしましたが、その資格・成績が取り消されたと明らかにしました。
(翻訳 朱丹陽)
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