中国共産党中央政治局常務委員で、全国政治協商会議の賈慶林議長は13日、北京で行われている「ゲサル・タンカ展」を見学しました。その際、賈慶林議長は「中央政府は一貫して少数民族の文化の保護と発展を重視している。四川省甘孜チベット族自治州の人々が創作したタンカは、チベット文化の保護と発展の一翼を担うだけではなく、中国の民族政策と文化政策を体現したものでもある」と述べました。
ところで、ゲサル王はチベット族の英雄です。タンカはチベット族の地域で作られる布に描かれた宗教画です。今回の展覧会には、ゲサル王をテーマにした260枚余りのタンカ、80枚余りの写真と図表、50点余りの実物などが展示されています。
賈慶林議長は「ゲサルタンカ展はチベット族地域の経済と社会が発展し、民族文化がきちんと保護されていることを示した。一部の人は中国がチベット族の文化を滅ぼしたと主張するが、果たして滅ぼしたのか、あるいは発展させたのか、事実が証明している」と強調しました。(翻訳:katsu)
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