韓国を訪問しているブッシュ大統領は、6日、ソウルで、李明博(イ・ミョンバク)大統領と会談し、両国関係、自由貿易協定、朝鮮半島の核問題などについて意見を交換しました。
会談の後に発表された共同声明では、両国の同盟関係に関するこれからの枠組みが打ち出されました。それによりますと、両国は21世紀の戦略的同盟関係を推し進め、朝鮮の核問題の解決及び朝鮮半島や北東アジアにおける新たな平和的メカニズムを構築する面で協力と協調を強めていくこと、また、政治、経済、社会、文化の多くの分野で提携を拡大していく方針で一致しました。また、防衛力の強化に関しても協力し、韓国駐在米軍を再配置することなどによって、両国同盟の基本的使命を強化するよう努めるとしています。
また、ブッシュ大統領は会談の後の記者会見で、アメリカが朝鮮をテロ支援国のリストから解除するまでに、朝鮮が核を全面的に申告し、検証の実施を認めるよう呼びかけました。(翻訳:閣)
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