中国会計審査署が4日発表した四川大地震の義捐金と物資に関する第三号審査報告によりますと、これまでのところ、使い道などに大きな違法行為などはなかったということです。
報告によりますと、第二号報告が6月24日に発表されてから7月18日まで、中央と地方財政は、合わせて637億元の救援資金を拠出したということです。被災地の四川省、甘粛省、陜西省、重慶市と雲南省は合わせて486億元余りの救援資金を受け取り、すでに117億元を使っています。
そのほか、中央と地方は、合わせて586億元相当の義捐金と救援物資を受け取り、123億元を拠出し、被災地への復興に当てました。また、中央組織部は約82億元の「特殊党費」を受け取り、12億元を被災地に送りました。(シンエン)
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