朝鮮核問題についての6カ国協議に加わるアメリカ代表団のヒル団長は7月31日、「朝鮮が核計画の申告を提出した後、大量の検証作業が必要だ」と述べました。
ヒル団長は、アメリカ上院軍事委員会の公聴会で、「アメリカは、朝鮮に対し、ウラン濃縮活動及び、ほかの国に核技術の譲渡を行ったかについての説明を引き続き促していく」と述べました。
この前日、アメリカ国家安全保障会議のデニス・ワイルダー上級アジア部長は朝鮮が一連の措置を講じて、核廃棄を検証することに同意するよう朝鮮に要求し、「朝鮮の核計画申告についての検証体制を確立しないかぎり、朝鮮に対するテロ支援国家指定解除を行わない」と述べました。
朝鮮は6月26日、6カ国協議の議長国である中国に核計画の申告を行い、翌日にヨンビョンにある原子炉の冷却塔を爆破しました。しかし、アメリカは実地査察や核原料のサンプル採取などによって、朝鮮の核申告に対する検証を行うことを主張しています。(翻訳:董)
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