IMF・国際通貨基金は28日、「世界の金融安定に関する報告書」を発表しました。
それによりますと、アメリカのサブプライムローンが破綻(はたん)して1年経ったが、世界の金融市場は引き続き脆弱(ぜいじゃく)で、システム的なリスクが依然高まっているということです。
また、4月に発表されたIMFの報告書によりますと、アメリカのサブプライムローン(低所得者向け高金利住宅ローン)破綻は、全世界に9450億ドルの損失をもたらしたということです。(ジョウ)