中国国内では無料開放の博物館が増えていますが、28日、国家文物局の責任者がその数をさらに600ヶ所増やすと明らかにしました。これは北京国際メディアセンターで国家文物局の張柏副局長が述べたものです。
今年3月から7月末までに、全国ではすでに600ヶ所の博物館が無料開放されており、見学者の数は、のべ2300万人(去年同期比の2倍あまり)に上っています。それを今年中にさらに600館増やし、1200館にすることで、全国の博物館のうち半数が無料となります。
なお、世界的に有名な博物館である北京の故宮(紫禁城)と西安の兵馬俑については、入場料の減額などの措置は今のところ、検討されていないということです。
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