28日、綿陽市地震救援指揮本部は、北川地震遺跡博物館の場所選定が始まったと発表しました。
これについて、綿陽市文物局の王錫カン局長は、「唐家山でできたせき止め湖が決壊して、廃墟になった北川県も水没する恐れがあるが、地震遺跡博物館の建設準備作業には影響を与えない」とし、「水が引けば、廃墟が再び現れる。地震による2次災害も、地震の歴史の1ページとなる」と強調しました。
さらに、王局長は、「博物館は少なくとも3つの部分からなる予定だ。第1に犠牲者と行方不明者の名前が刻まれた記念碑、第2に多くの人を収容できる広場、第3に文章や写真など地震に関する資料を保存する博物館である。この博物館では、毎年5月12日に犠牲者を悼む記念行事を行う。また、館内を整備し、無料で一般公開するつもりだ」と述べました。(翻訳 朱丹陽)
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