東南部福建省の気象台によりますと、台風8号は台湾に上陸したあと、28日午後には台湾海峡に出ており、いま福建省沿岸地帯に接近しています。
予報では、この台風は福建省に強風と暴雨をもたらしますが、それによる被害を最小限に食い止めるため、福建省関係部門は28日12時までに、海上で仕事をしている人々27万人を非難させたほか、福州国際航空では49便が取り消され、2便が離陸時刻を遅らせています。
なお、台風8号はこれまでに台湾東北部に豪雨を降らせ、多くの道路はがけ崩れなどで通行止めをなっています。