中国外務省の劉建超報道官は28日、北京での記者会見で、「中国はアメリカのマケイン大統領候補が25日アメリカで活動しているダライ・ラマと会見したことを深刻に見ている」と述べました。
劉建超報道官は、「チベット問題は中国の内政だ。中国はダライ・ラマの世界のいかなる国での中国分裂活動に反対する。またいかなる人物によるダライ・ラマ問題を利用しての中国内政への干渉にも反対する。この立場は一貫しており明確である」と述べました。
劉建超報道官はまた、「中国はアメリカの関係者が国際関係の基本準則を守り、宗教という名目で中国を分裂させ、チベットの社会の安定や民族の団結を破壊するダライ・ラマの活動をはっきり見極め、ダライ・ラマとその『チベット独立』の分裂勢力を支援するいかなる行動をも停止し、中国の内政に干渉することや中米関係を損なうことをしないよう要求する」と述べました。(翻訳:玉華)
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