北京の故宮博物院は、世界的に有名な観光名所ですが、5月にバリアフリー施設を整備して以来、内外の身体障害者の観光客にとっては、大変便利になりました。
2003年から、故宮は合わせて300万元あまりの資金を投入して、主な観光施設に対しバリアフリーのための工事を行いました。その中には、世界的にも先進レベルのエレベーター、環境保護型の化学樹脂材料を使ったスロープなど10余りの工事が含まれています。故宮博物院宣伝教育部のエン宏斌主任は、「全てのバリアフリー施設の改造工事は、関係部門の認定を得た上、建築物景観を破壊しないことを前提として行われたものだ」と述べました。
故宮はこのほか、バリアフリー施設の位置を明記した身体障害者ハンドブックを作ったり、バリアフリー観光コースを開設したりしました。(翻訳:洋)
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