中国商務省の高虎城次官は14日、「ここ数年中国では、北東アジア5カ国への直接投資が急速に伸びており、その金額はすでに40億ドル近くになった」と述べました。
これは高虎城次官が「第4回中国吉林北東アジア投資貿易博覧会」についての記者会見で明らかにしたものです。
その中で、高次官は「北東アジア各国の資源はそれぞれ特色があるので、経済面での相互補完性が非常に高く、協力できる分野も多い。去年、中国と日本、韓国、ロシア、モンゴル、朝鮮の北東アジア5カ国との貿易総額は4400億ドルを上回り、中国の対外貿易全体の20.7%を占めた。また、中国が日本や韓国、ロシアから導入した外資は累計して1012億ドルで、外資導入総額の13.3%になっている」と説明しました。
なお、「第4回中国吉林北東アジア投資貿易博覧会」は来月2日から6日まで吉林省の長春市で開催される予定です。
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