韓国と朝鮮は12日、朝鮮で韓国人女性観光客が射殺された事件についてそれぞれ反応を示しました。
韓国のイ・ミョンバク大統領はこの日緊急閣僚会議を開き、韓国は責任を持って対処するとの態度を強調した上で、関連の調査に協力するよう朝鮮側に呼びかけ、「調査結果を韓国国民に公開する」と述べました。
また、同じ日、朝鮮の「名勝地総合開発指導局」の報道官は、この事件について遺憾の意思を表明したものの、「今回事件の責任はすべて韓国にある」との談話を発表し、韓国側による実地調査を拒否する立場も明らかにしました。この報道官は、事件発生後、韓国がクムガンサン観光の中断を一方的に決めたことを朝鮮に対する挑戦と冒涜だと非難した上で、韓国側が謝罪し、再発防止策を講じるまで、韓国人観光客は受け入れないとの方針を示しました。(翻訳:コオリ・ミン)
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