中国国家炭鉱安全監察局の趙鉄錘局長は9日、「小型炭鉱の安全生産確保はなおも重大な問題だ。2010年までに小型炭鉱の数を1万ヵ所以内に削減する目標を目指して、炭鉱の整理や閉鎖に力を入れていく」と述べました。
これは、東北部の瀋陽で開かれた全国炭鉱ガス安全管理現場会議で述べたものです。その中で、趙鉄錘局長は、「大型炭鉱基地の建設を加速すると共に、小型炭鉱の安全管理のレベルを向上するため、大型炭鉱企業がさまざまな形式による小型炭鉱に対する買収や合併を奨励していく」と述べました。
現在、中国には、約1万6000ヵ所の炭鉱がありますが、そのうち小型炭鉱はおよそ90%を占めています。(翻訳:董)
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