建築物の省エネと耐震性への関心が高まる中、中国伝統建築がもつ特徴の一つである「木造」の良さが再認識されています。
このほど開催された「持続可能な省エネ住宅シンポジウム」で、ハルビン工業大学が報告したところによりますと、省エネ効果において、木造建築物は鉄筋コンクリート製のものより、はるかに優れており、また、耐震性、保温性などについても、高い性能を持っているとのことです。
すでに、中国の寺や佛塔などが地震を何度経験しても倒壊しない最大の要因は「木造」であることが研究で明らかになっています。また国際的にも、日本の阪神大震災やロサンゼルス大地震などを通じて、検証されています。(翻訳:閣)
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