中国中央軍事委員会の徐才厚副主席は、2日北京で日本笹川日中友好基金・日本自衛隊青壮年士官代表団の一行と会見しました。
徐才厚副主席は、席上、四川大地震による被災地への日本からの多大な支援に感謝したあと「ここ数年、両国防衛部門のトップレベルは相互に訪問し、演習の見学、防務の安全などで効果的な協力を行ってきた。中国はこれからも日本と様々なレベルや分野で全方位的な交流と協力を進めていきたい。両国指導者が達した共通の認識事項を実施し、双方の戦略的な相互信頼関係を促し、中日関係の良好な状態を維持していく」と述べました。
これに対して、日本代表団の団長である日本財団の尾形武寿理事長は、「笹川日中友好基金は日中関係の発展に引き続き寄与し、各分野における交流と協力を促進し、特に両国の士官間の交流に積極的な役割を果たしたい」と語りました。(翻訳:閣)
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