29日、中国初の東北アジア生物変化と環境重点実験室が、吉林大学でスタートしました。
この実験室は教育省が主催したもので、古代生物学、古代環境や化石エネルギー、生物考古学、古代DNAといった4つの研究室と1つの総合技術室からなっています。
実験室の設置について、実験室の責任者で、有名な古代生物学者の孫革教授は、「東北地区は、地史時期に多くの種類の生物が生息する揺籃だった。国際の生物起源や変化に関する多くの重要な理論課題が、ここで解決できるだろう」とした上で、「実験室の設置は、古代生物学、地質学、生物考古学、古代DNAなどの学科の迅速な発展、そして、複数の学科間の交流に有利で、中国の生物変化などにおける研究レベルアップにも重要な役割を果たすに違いない」と強調しました。(翻訳 朱丹陽)
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