このほど、中国の天津で開かれたヨーロッパ・アジア自然歴史博物館サミットで、中国の専門家が、「生物種の多様性を保護するため、中国は絶滅の危険のある生物種を評価する『中国生物種レッドリスト』の編纂に取り組んでいる。現在、評価作業をほぼ完成し、目次と無脊椎動物に関する第一巻を出版した」と述べました。
『中国生物種レッドリスト』の編集プロジェクトは2000年に発足したもので、3年間の間に、およそ1万種の動植物に対して評価を行いました。現在、第二巻の脊椎動物巻をまもなく出版する予定で、第四巻から第六巻の植物篇は今編纂中です。
中国科学院動物研究所の解エン博士は、「2010年には、『中国生物種レッドリスト』に収録された植物及び絶滅危機レベルに対する更新を完成させると同時に、新しい『中国生物種レッドリスト』を出版するつもりだ」と述べました。(翻訳:周莉)
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