中国核工業グループは、27日、武漢で秦山第三原子力発電所の模擬機を完成させました。これにより、中国は独自に大型原子力発電所の全方位模擬機を開発する能力を有するようになりました。
統計によりますと、原子力発電所の事故の7割は人的要因によるものです。しかし、現行のユニットで操作員を養成するのは、セキュリティの問題があることから、模擬機が必要になっていました。中国は1980年代から模擬技術の開発を始めましたが、その中核技術は外国に独占されたままでした。
関係者によると、中国核工業グループの武漢支社は2年にわたって研究を重ね、三期目の秦山原子力発電所の模擬機を完成させました。(翻訳:閣)
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