中国の新聞・「人民日報」海外版は24日署名入りの記事を発表し、「『非暴力』はダライ・ラマの隠れ蓑(かくれみの)である」と指摘しました。
この記事は「ダライラマは暴力に反対すると訴えており、5月19日にはベルリンで、『21世紀は対話の世紀であり、チベット人は非暴力の手段で『自治』を求めていると発言した。ところが、3日後にパリでは、『もし私の個人代表と北京との交渉が破綻したら、チベットでは再び深刻な暴力事件が発生するだろう』と発言した。『非暴力』と『深刻な暴力』という言葉が同じ人の口から出たのである。そのため、西側の人は彼の発言が場当たり的なものだということが分かった」と指摘しています。
記事はまた、「ダライラマは善良な人々を自分の味方にするため、いつも非暴力の旗を掲げているが、彼について行くと、暴力の本質がわかるようになる」と述べています。
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