フィリピン当局が22日に明らかにしたところによりますと、台風6号の影響で、フィリピンは豪雨と洪水に見舞われ、229人が死亡し、700人余りが行方不明となっています。被災者数は約37万人に上り、死者の数は増加しつつあるということです。
台風6号は20日夜、フィリピン東部のサマール島に上陸した後、東から西に向かい、フィリピン中部の十数の州と首都マニラを横断しました。
フィリピン全国救済対策委員会は、「豪雨によって引き起こされた洪水と土砂崩れが死者やけが人をもたらした主な原因だ。現在、被害を受けた37万人のうち、7万人がすでに避難した」と述べています。 また、700人余りを乗せた大型フェリーがフィリピン中部海域で沈没しました。22日、4人が救助されましたが、23日になって、さらに28人が救助されたことがわかりました。
22日、中国の楊潔チ外相はフィリピンのロムロ外相にお見舞いの電報を送りました。(翻訳:董)
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