北京オリンピックの聖火リレーは21日、チベット自治区で行われました。1000人に上るチベットの青年は、横断幕と国旗を手に、「中国、頑張れ!」と応援し、また、ダライ・ラマによるの祖国分裂活動の中止を希望しました。
20日の夜、外国記者のチベット自治区政府の高官にインタニューした際、「ダライ・ラマが、予期どおりにチベットに戻り、定住することができるか」と質問しましたが、多くの青年はこれに対し「ダライ・ラマは帰国できるが、その前提は、まず分裂活動を中止することだ」と答えています。
36歳の医者であるロサンさんはチベットの3・14事件で、漢族の親子を助けるため暴徒に殴られ、重傷を負いました。ロサンさんは、「ダライ・ラマが祖国分裂とチベットの安定破壊という企みをを捨てれば、私たちは、ダライ・ラマの帰国を歓迎する」と話しました。
聖火リレーのランナーである今年33歳のダワさんはチベット大学の教師ですが、ダワさんは「チベット独立勢力はチベットにとって恥である。彼らはチベットを代表することはできない」と述べました。
ラサ師範専門学校のチベット族出身の学生チライさんは「私が関心するのは、ダライ・ラマが帰国するかどうかではなく、社会の安定だ。チベットの観光業が発展し続けれ行けば、就業にプラスなる」と話しました。(翻訳:董)
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