中国人民解放軍海軍の招きに応じて、日本の海上自衛隊のミサイル駆逐艦「漣」が19日午前9時(北京時間8時)、広島県呉市の軍港を出発し、中国に向かいました。日本の自衛隊の艦艇が中国を訪問することはこれが初めてです。
今回の訪問は、中国海軍のミサイル駆逐艦「深セン」号が2007年日本を訪問したことに対するもので、両国がすすめている防衛交流の一つです。今年5月の中日首脳会合で、双方は日本の艦艇の訪中について合意していました。
「漣」は24日、広東省の湛江港に到着し、5日間滞在する予定です。期間中、中国海軍との間で互いに相手側の艦艇を視察するなどの交流が予定されています。また、「漣」は一般市民にも開放されます。(翻訳:玉華)
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